技術・工法
メタルロード工法
陸上技術
※当社はメタルロード工法協会会員です。
圧延H型鋼で構成される上部工(主桁と横桁、及び格点部)。鋼管杭基礎を剛結により一体化した構造の上にグレーチング床版(RC床版の場合もあります)を備えた、立体ラーメンプレハブ桟道橋です。主に中山間部の急傾斜面における道路拡幅工事に適しております。
施工フロー
①鋼管杭継杭
2本の鋼管杭をルートギャップ・目違いを合わせ、半自動溶接で継ぎ足します。
②導材工
H-300*300程度の鋼材で、バイブロを使用し削孔用の定規を設置します。
③杭基礎工
先程の導材にロータリーテーブルを設置し、ダウンザホールハンマーにより鉛直度を確認しながら所定の支持地盤まで削孔します。ハンマー回収後、削孔した穴に鋼管杭を建込みモルタルを注入します。
④足場工
導材撤去後、斜面に単管を使用し作業足場を組立ます。
⑤鋼橋上部工
予め工場で製作された桁材を溶接及びトルシアボルトで組立ます。
⑥覆工
桁組立完了後、桁上に仮桁を固定し覆工板を敷設していきます。
⑦現場塗装工
現場溶接部・添接部を各仕様に従い現場塗装します。
⑧床版工
割付図によりハイデッキ床版又はグレーティング床版を取付けます。(床版底型枠)
⑨完成
景観を損なうことなく、道路拡幅できこれからの通行がスムーズになることでしょう。
工法協会事務局 :JFEシビル株式会社 メタルロード営業部
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